文系の需要がこれから「かなり減る」と考えられる4つの理由

進学

今回は

超優秀層以外の文系の需要は氷河期以下に落ち込むのではないか

ということについてお話ししたいと思います。

マジで、「文系大学を出て、外国人実習生の後釜」
ということすらあり得ると考えています。

生活必需品である産業
(電気、ガス、水道、運輸(トラックや宅配)、医療、介護、農業、食料品を扱う店など)
の需要は減らない。
これらの産業は医療系などを除き、高卒がメインになっている。
非エリート文系が大卒枠で入る枠は少ない。

これらの中には「人手不足産業」も多い。

大卒の大半も、これらの産業に入っていかざるを得ない世界が来るのではないかと考えている。
もしかしたら「就職氷河期」よりもまずい可能性すらある。
就職氷河期は一応外出できたからね。

もともと文系ホワイトカラーの需要が世界的に減っていた

2019年ごろから、

会社は黒字なのに、従業員から希望退職を募ったり、介護に転向させる会社
などが話題になっていました。

これを「黒字リストラ」といいます。

日本だけでなく世界的な傾向としてそのようになっていました。
AI化や機械化などがその要因でしょう。
さすがに自動運転車がビュンビュン公道を走る時代は来ていませんが、
それでも機械がホワイトカラーの部門に進出してきた。

機械化は、メンテナンス等で理系(非大卒を含む)の需要を生み出し、
文系の需要が大きく減るということです。

でも「少数の仕事がバリバリできてリーダーシップも抜群なエリート」
の需要だけは強く残る。
そういう見方がされていました。

↓2019年に筆者が書いた記事です

「営業」のあり方が変わっていく可能性がある

※前提として「文系の7割が営業に就く」

今、対面での営業はほぼ無理になりつつある。
多少制限が緩くなったとしても、対面での営業を嫌がられる時期は
結構長く続く可能性がある。
そうなれば、営業以外の形が定着するだろう。
完全に自由になったとしても、今まで通りの営業の人数が必要か、と言われると
要らなくなる可能性が高いんじゃないか。

そうなると新しい営業職を採用するメリットが企業側になくなる。

中小企業が減る可能性が高い

「自粛」をせざるを得ないことで、「単なる不景気」以上の深刻なダメージが
企業を襲っている。
尚、活動が止まったわけではない不景気ですらかなりやばかった。
止まっていればもっとひどくなるのは言うまでもない。
当然、そのうちたくさんの中小企業が潰れるだろう。
大企業ですら危ないかもしれない。

大卒の大半が中小企業に就職するため、その受け皿が激減する影響はかなり大きい。

尚、今回の件で被害を受けているのは、文系比率の高い企業(飲食やエンタメ、観光など)が多い。
理系比率の高い企業でももちろん被害を受けているところはあるけども。
それらの産業に機械を納入する会社とかね。

下位文系層の受け皿である「飲食」の深刻な被害

下位文系の受け皿は
飲食、介護、流通(コンビニやスーパー)が多い。
(ここを理解しないで下位大学に入ると後悔すると思います)

うち、介護と食品系統の流通は需要があるので大丈夫。
飲食は大手も含めて「大再編」となるだろう。
大手でも生き残れないところが出てくるとみている。
そもそもの利益率が厳しい業界で、ブラックにならざるを得ないという指摘もよくある。
それにこの事態だともう厳しいよね。

そもそも文系は「使い捨て」要素が大きい

文系は、景気の良しあしによって容易に「捨てられる」立場。

不景気になって中高年切りますなんてことが大手でも普通にある。
(追い出し部屋による事実上のクビも含む)
その後の末路は「高卒と同じ仕事を45歳超えてから始める」という笑えないものであることも珍しくない。

40代以上の新人には需要が驚くほどない。
一部のわかりやすい結果を残してきた人を除くが。

よって、40代の大卒がクビになった時点でかなり厳しい人生が待ち受けていると考えたほうがいい。
むしろ力仕事を頑張ってきた高卒よりも転職需要がない。
不景気の時代はそれで一家離散した人のニュースが日常茶飯事的に流されていたのを覚えている。

※ただし、高卒肉体労働はケガのリスクがある

30万人が文系に進学するとする。
大手に行けるのはたった6万人以下。
これは理系を含めた大学生が規模の大きい(従業員1000人以上)の会社に行ける比率を計算したものなので、
「規模は大きいけど待遇が劣悪」という企業(飲食など)を除けばもっと少数派。
ただ、大手ではないものの公務員などになる人もいるので、
だいたいそれくらいがよさげな待遇で働けるのではないかと思っている。
のこり20万人は中小企業や高卒相当の待遇で働く。
案外勝ち組と負け組がクッキリ分かれるのが大卒。

それでいて、景気が悪くなるとポイ。これが現実。

文系大学生って高校生が思うより立場弱いです。

「就職氷河期」について調べてみれば簡単にわかると思います。
その時代は、大卒でも非正規雇用になる人が多発。
今でも大きな問題になっています。

まとめ

文系はエリートを除いて闇の時代が来る。

筆者はそう考えています。

文系の学歴の7割は「新卒カード」に価値があるといえる。

だから、就職氷河期の大卒は今も低い待遇に甘んじてて問題になってるのですよ。
大卒なら何とかなるというなら、彼らはとっくに救われているはずだ。
でもそうではない。

新卒カードの価値が低い今は、あえて無理して大学へ行かないのも一手かもしれない。
会社の幹部候補という立場に興味を持てないならなおさら。

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