現実逃避の弊害【現状に向き合うことの大切さ】

進学

今回は、現実逃避の弊害について書きたいと思います。

日本の企業がダメになってしまった理由に

現実から逃げている

ことがあると思っています。

非効率を改善することから逃げて
結果沈んでいった企業も星の数ほどあります。

個人にしても企業にしても、現実から目を背けている人が多すぎる。
そして後につけが回ってくる。

筆者の人生経験からすると、

現実の立ち位置を見つめず、目を背けて逃げ続けると
ろくなことにならない

と考えています。

たとえば、誰かに騙されたり、
目を背け続けた現実が雪だるま式になって襲い掛かってきたり。

現実から逃げ続けた人たちの末路、5つの例

現状の立ち位置を理解する。
そして、改善する。

人生において大切なことです。個人も法人もね。
それができなかった人たちの末路を紹介したいと思います。

いずれも長い目で見ればロクなことにならないでしょう。

ケース1:高齢ドライバーの事故

【ハンドルの先に 高齢運転考】(中)衰えの自覚が第一歩

最近、高齢ドライバーの事故が相次いでいますね。
彼ら高齢者も、自分の立ち位置を自覚できなかった、
もしくは、加齢という現実から逃げた人たちでしょう。

高齢ドライバー
高齢ドライバー

今まで事故を起こしたこともないし大丈夫っしょ。
俺と事故を起こした人たちは違う。

このような形で現実から逃げた結果、
事故という悲しい結果になる人も相次いでいます。
ことが起こってからでは遅いです。

年齢による衰えもあるので、定期的に自分の立ち位置を自覚する必要がある。
自分だけは大丈夫!なんて甘いことはないわけで。

30代くらいで起きてくるのが

  • オールするのが無理
  • 脂っこいものを食べると後に響きすぎる

などですね。20代のころの感覚でやると、痛い目にあいます。
まあ、それくらいなら軽微ですけど。

ケース2:子供の現実(障害など)から逃げ続ける親

これも結果的には子供が苦しむことが多いので掲載します。

子供に障害があったとします。
寝たきりなどの重度ならまだ認めざるを得ません。

でも、軽度で見た目にはそんなにわからないものだと、
学校の先生等から指摘されたとしても、

保護者
保護者

うちの子が障害児だって( ゚Д゚)?
そんなわけないでしょ。甘えよ甘え!

などという反応をする保護者が一定数います。
そういわれてしまうと、学校や病院などはそれ以上どうしようもできない。

でも、現実から目を背けたところで子供は健常児になれない。
期待が過度すぎることやついていけないことで苦しむのは子供。

そして、大人になるまでのどこかで破綻してしまう。
障害の程度や個人差によってどうなるかは違うけど。
精神疾患になる人や、引きこもりになる人etc…

近い例に、問題を抱えた子供の現実をみつめず、
甘いことを言って解決を先延ばしにしようとする親もいます。
ケース3のようなパターンや、
引きこもりや家庭内暴力などの子供に対して適切な対処をせず、
過度に甘やかす親がそれにあたりますね。

かといって、きつく当たればいいわけではないけども。加減が大切。

ケース3:いじめっ子などに「この子にも将来があるから」などと言って処分をなあなあにする親や教師

いじめをうけて、被害者が訴えようとしたときに、

加害者の親
加害者の親

この子にも将来があるから!
(警察などに訴えないで許してちょ)

などといったことをいう加害者の親や教師は珍しくありません。
本人が本当に反省しているのならともかく、
そうでないならこういった対応は加害者の将来にとってもマイナスです。

大人になったら、それが許されない時がやってくるから。
その前にある程度、処罰されて痛い目を見ることも大切だと思います。

指摘されても、子供がいじめをしているということを認めずに、

加害者の親
加害者の親

〇〇ちゃんがそんなことするわけないでしょ(# ゚Д゚)

なんていうことを言って、現実から目を背けようとする親も同じです。

ケース4:不祥事が発覚した時に言い訳や強弁をする企業、団体

不正や不祥事がマスコミに報じられたとき、

幹部
幹部

(報道は)全部嘘だ!

などということを言う企業や団体もよくありますね。

大体本当だったりするのですが。
マスコミも事実じゃないことを報道してしまうと、損害賠償を請求されかねない。
だからある程度裏を取っていることが多いので。
(賠償を払っても元が取れる場合もあるので何とも言えないけども)

素直に認めればマスコミも基本的にはそれ以上つつきようがない。
でも、否定してしまうと燃料をくべているのと同じで、
十中八九、マスコミはさらなる材料を投下してくるわけです。

去年の某タックルとか某格闘技とかいろいろありますね。

ケース5:経営不振になった理由から目を背ける企業

企業が経営不振になったとします。

その時に、原因が何なのかを見極めようとするならいいです。
でも、その理由を探ろうともせず

社長
社長

経営が不振になったから、リストラして人件費を減らそう!
コストが安い非正規雇用に置き換えればいい。

などの、小手先の安易な対処法で済ませようとする。

  • 自分たちの政策が悪かったと認めたくない
  • 幹部の利権は守りたい

などの理由で、経営不振になった本質的な理由を見ようとしない。
それで耐え切れなくなった段階でつぶれる。(案外のらりくらりやるところもあるけど)

日本の大手企業がだめになってしまった理由の一つはこういうことではないのかな。

立ち位置を理解し、適切な行動をすることの重要性

上記の「現実を理解していない」「理解していても現実から逃げている」
ケースから学べることは、
自分の立ち位置を理解し、
言い訳せず、逃げずに真正面から向き合うことです。

現実の立ち位置を理解できなければ、その後の対策や行動もちぐはぐになってしまいます。

自分の立ち位置や能力を理解する

自分の立ち位置や能力を理解していない
もしくは、現実から逃げて自分はできると思い込んでいる
人は厄介です。
(まだ自分に自信がない人のほうがまし)

衰えを理解していない高齢ドライバーと同じことです。

まだ言われてわかるならいい。
注意されても、自分の現状に気が付かない人の扱いはかなり難しい。

自分がどの程度の能力を持っているか、どういう立場なのか。
それを見つめないことには始まらない。

例えば大学受験なら、偏差値は現実として受け止めなければならない。
偏差値40なのか70なのかではその後の戦略は異なってくるからです。

自分の立ち位置から何をやれば最適なのか考える

自分がどのような立ち位置なのかを理解した後は。

その立ち位置からだとどうやれば「最適化」できるかです。

たとえば、偏差値35から偏差値を上げていくとします。
その時にやるべき問題集は、(英語と数学に限れば)基本的に

中学校の問題集

です。

中学レベルの問題があやふやだという現実を認められず、
難しい参考書からやりたがる人もいます。

でも、それでは成績は上がりません。基本が欠けているからです。
そのまま行けば入れるのはFランク大学だけという現実が待っています。

現状の立ち位置によっては「あきらめなければならないもの」もある

残念な現実ですが、
現在持っているカードではあきらめなければならないこともあります。
誰もが努力すれば夢を実現できるなんて、嘘だから。

努力で実現できる範囲と、そうでない範囲がある。

でも、一部の業界を除いてなかなか「あきらめろ」とは言ってくれない。
本当は十中八九無理な人に夢を見させることで
儲けている企業などがあるからです。

現実に向き合うためには、「諦めなければならないこと」を見極めるのもとても大切です。

「夢を見させて儲ける」の最も良い事例がFランク大学と一部の専門学校です。

夢を見させて入学者を集める一部の専門学校

一部の専門学校は、

専門学校の担当者
専門学校の担当者

君も クリエイティブな業界でプロを目指そう!

などとうたっている学科があります。
プロになれる確率がそれなりに高い学科ならまだいい。
でも、声優などは仮に専門学校を出たところでプロになれる確率は極端に低い。
安易にあこがれる人は多くて、だからこそ専門学校はそういう学科をもうけているわけですね。

補足

もちろん、すべての専門学校がそういう学科ではありません。
直接仕事に生きる知識を学び、就職率が高い学校もあります。

大卒らしい職業につける人は少数派のFランク大学

Fランク大学も、

頭がよくなくても大卒になりたい!

という夢を見せるために存在しているという面があります。
でも、頭がよくないという現実は、いくら書類上大卒になってもついて回ります。
その現実から目を背けてはいけません。

企業だってそれがわかっているのと、
なまけ癖に負ける人が大半なので、就職はかなりしょっぱいです。

書類上は大卒になれますが、それを生かせるかどうかは自分次第です。
ほとんどの人は借金だけ抱えて低所得の仕事をする。それが現実です。

Fラン大生は特に現実の理解が課題のような気がします。
高卒は「高卒」という現状を理解している場合が多い。
大卒総合職と同じ土俵に立てる可能性が低いこともわかっているでしょう。
Fラン大生だと「頭が悪い」という現実を先延ばしするために大学に進学する。
それで、資格の上だけでは大卒と同じ土俵に立てる。
本当は同じ土俵に立てたわけではないのだけど、そう思い込みやすい。
かなう可能性のほぼない希望だけを持ち続ける場合も。 (親も含めて)

現実から目を背けている人たちをカモにする団体など

世の中には、
現実から目を背けている人たちに聞こえのいいことをいって
カモにする団体などが存在するという事実があります。

程度の軽いものでは「簡単に痩せられる!」「簡単に英語がペラペラ」など。
そんなに簡単なら、世の中スレンダーだらけだし、
英語ペラペラな日本人はもう少したくさんいるでしょう。
でも実際はそうなっていない。
できないことはないけど「簡単に」はムリで、労力が必要だから。

この程度ならまだかわいいし、夢を見させてくれたというだけで終われる。
先に書いたFランク大学などもその範疇です。
(奨学金の返済で人生積む人はいるけど)
でも中には、人生自体を狂わせるような団体もあるので気を付けましょう。

たとえば、うまくいかない現実から逃げていたり、受け入れられなかったりする人に、
「あなたがうまくいかないのは世の中のせいだ!」
といって団体を妄信するようにけしかけたり。
で、ガチでそこに逃げてしまうと社会生活を失って人生が狂うケースもあるわけ。

現実逃避をしている人に理想郷を見せれば稼げるのは事実です。
程度の差こそあれ、世の中のセールスの多くにそれが含まれるとも言える。

まとめ

立ち位置を理解する
→その立ち位置に応じた対策をする
(現実を見てあきらめる選択肢をとることも一つの手段としてあり)

これが肝心です。

立ち位置が悪いことを自覚できなかったり、
自分が悪いのに、人のせいにしたりする。
そういう人は職場で嫌われたり、使えない人になってしまう。

逆に、自分が精神的に追い詰められていることを自覚できないのも危ない。
ブラック企業で体を壊す例でありがちですね。

自分の現在地点を自覚することを意識しておけば、
将来においても役に立つと思います。

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