大学に行くか行かないかを決めるうえで重要な要素の一つに
「どこで働くか」
というのがあります。
それによってどういう仕事が需要があるか
稼げるかどうか
が異なるからです。
東京に住むことを想定する場合と、一生地元に住む場合では選ぶべき進路が違う場合が多いです。
どこで働くかは、端的に言うと、
東京・首都圏
大都市(名古屋・大阪など)
地方都市(各県の県庁所在地・政令指定都市など)
田舎
に分類されます。平均的には上ほどお金を稼げます。
つまり、
というのが最も稼げます。
ただ、当然向き不向きもあります。
東京に向かない人が無理に住んで体調を壊すことも。
今回は、住む場所による違いと注意点についてあげていきたいと思います
転勤族
定期的に引っ越しを含む転勤があり、働く場所を選べない。
大企業・大卒採用に多い。
最大の問題は結婚や子育て。
転勤アリでもいいと言ってくれる人が限られる。
そもそも転勤による環境変化で出会いが限られること、
子供が転校を強いられることなどが問題点。
環境 ★★★ 転勤先による
利便 ★★ 転勤先による
費用 ★★★★★ 会社がある程度持ってくれることも。
学歴 ★ 大卒が必要な場合が多い
東京・首都圏
条件のいい企業が多い。
その分、労働条件がハードでブラック企業も多い。
東京を志望するなら一度行ってみて満員電車に乗ってみることをお勧めする。
先にわかっていれば別の道も考えられるので。
人気の仕事は学歴の高い人との真っ向勝負になってしまう。
採用枠が地方よりも多い分、応募者の質も高い。
騒音や混雑などがキライな人、疲れやすい人、
バリバリ最先端が苦手な人には向かない都市だと思います
環境 ★ 騒音…
利便 ★★★★★ 高い
費用 ★ 生活費が高い。
学歴 ★★ 重視される
大都市
適度に物はある。
ただ、東京ほどは仕事のバリエーションが多くないし、賃金も高くない。
出身の人や、ほどほどに楽しみたい人にとっては悪くないと思う。
環境 ★★★
利便 ★★★★ まずまず
費用 ★★★
学歴 ★★★
地方都市
車社会。県庁所在地ならある程度のものはあるとはいえ、仕事の幅は限られる。
範囲が広いのでピンからキリまであるとは思うけど。
東京に近い地方都市と遠い地方都市でも事情が違ってくる。
前者は東京のおこぼれをもらえることも。
地場産業があるならそこに就職すれば稼げる場合もある。
環境 ★★★★
利便 ★★
費用 ★★★ 大都市よりは家賃安いが車代かかる
学歴 ★★★
田舎
仕事が少なく、東京都の最低賃金以下の正社員という案件すら大量にある。
むしろそれのほうが多い。
大卒限定募集は少ない。公務員、銀行員などに限られる。
資格が必要で全国どこでも必要とされる医療系は不足している傾向にあるため、
田舎の相場から見たらよい賃金で雇われることが多い。
明確な目的がないなら、出身地以外の田舎に住む必要はそれほどない気がする。
大半の人が高卒。
(筆者は田舎住みです)
お金がないうえに地方に残りたい人には高卒または費用が最低限で済む通信制大学を推奨します。
(破綻例)
環境 ★★★
利便 ★
費用 ★★★★ 子供を大学進学させるのは高い
学歴 ★★★★★ 重視されない
大卒のメリットを最も享受できるのが東京の高学歴
東京では、大学を出ることによるメリットがかなり大きく、高卒職と大卒職が明白に分かれているものと思われる。
優良な大卒がかなり多いので、大卒だけで枠が事足りるというのが理由の一つだと思う。
だから、東京の高学歴はあれほどまでに大学を推すのである。
特に男性。
東京の高学歴男性の発信力は他と比較してかなり強いです。
全国紙やマスコミを牛耳ってるのは彼らだし、ネットでも好んで大学関連の話題を発信する人が多い。
オフィシャルな発信の大部分が東京からという現実があります。
まとめ
田舎になればなるほど大卒の重要度が下がります。
だから田舎の大学進学率は低いともいえる。
大都市だとそれなりに重視するものの、田舎では大卒職が少ない、地方都市ではその中間。
どの程度の都市で働きたいか、というのも大学の要不要を決める際に重要です。
どうしても地元を出れないという人は、高卒で学校から就職したほうが良い職がある場合も。
田舎に住む筆者の実体験として。