全国の高校では、アルバイトを禁止している学校が結構あると思います。
ただ、筆者は
進路を効率よく選ぶためにも短期間であってもアルバイトはやっておいたほうがよい
と考えています。
むしろ、それをしないことで奨学金難民が生まれてしまうといっても過言ではない。
筆者もどんくさすぎてアルバイトでは使えませんでした。
もし奨学金を借りてたら、今はやばいことになっていたと思います。
(今思えば、逆に親はそれを見越して借りなかったのかもしれないと思ってるけども)
そういう筆者からの体験記、後悔としての意味合いもあります。
アルバイトで使えない人は正社員として働きだしても失敗する可能性が高い
基本的に、アルバイトで仕事がまともにできない人は
正社員としての適正も低いことが多いです。(筆者を含む)
特に、文系大卒がつくような仕事との相性は悪いです。
バイト先の上司や同僚の性格が悪くてうまくいかなかったのであれば、
まだわかります。それだけなら問題はありません。
しかし、
仕事が正確にできない、遅いというタイプの人は基本的に社会に出てもうまくいきません。
大卒職の正社員の仕事はアルバイトよりはるかに複雑だからです。
高卒か手に職をつけてしまう(才能持ちならうまくいくケースがある)をおすすめします。
文系は相性が悪いのでやめておいたほうが無難。
※よほど優れている要素があるなら別
アルバイトに採用すらされない人も気を付けたほうがいい
1社や2社であれば、
「応募者が殺到した」
「その時は男性(または女性)が欲しかった」
「フルタイムで働ける人が欲しかった」
「高校生よりも大学生以上のほうがよかった」
などの理由で落ちることがあります。これは問題がありません。
ただ、10社以上に応募してどこにも採用されない人は気を付けたほうがいい。
(ミスマッチだったり、高倍率な会社ばかり受けてる場合はありうるかもしれないけど…)
君はバイトですら雇う水準に達していないよ
(ましてや正社員は。。。)
と言われているのと同じことだからです。
(現在の人手不足な世の中ならなおさら)
アルバイトを色々することで適性がわかる
これは大学生が就職先を探すときにも大切なことですが、
アルバイトを色々することで、向いていることと向いていないことがわかります。
単純作業のほうが向いている、お客さんと接する仕事が向いている、何かを売り込む仕事が向いている…etc
逆に、人付き合いが向いていない、マルチタスクが向いていないなど。
(この場合は大学進学自体をお勧めしません)
まとめ
アルバイトであっても働くことで得られるものはあります。
仕事であることには変わりがないし、そこで働く正社員の姿を見ることができます。
社会構造を学ぶこともできます。
(もちろん、悪質な会社もあるので注意は必要。引っかかってしまった場合はやめることをお勧めします)
アルバイト禁止でない学校(通信制も含む)に行くのはそういう意味では
メリットがあると思います。
大金を出して進学してから現実に気づいても遅い場合も多いので。