田舎住み希望の文系大学進学は元を取れる可能性が低い

進学
田舎に住みたい人は、大学進学で元を取れる可能性が極端に低くなる

このことを知らずに、田舎に戻りたいのに大学進学する人もいると思います。
進学の時にそれを教えてくれる人がいないからです。

田舎では、大卒文系の需要が少ないです。
限られた少ない需要を新卒時にちゃんととっていないと、
高卒並みかそれ以下の低賃金にあえぐことになります

ここでいう田舎は

都市部の近郊ではない
県庁所在地でない
人口20-25万人未満

場所を想定しています。

県庁所在地などであれば、営業所が置かれることもあるので、
大手企業の支社の大卒の営業職も多少はあると思います。
選択肢は限られますが。
地方マスコミ系、インフラ系総合職などの選択肢もあります。
(ただし、銀行員以上に地元志向の高学歴者との争いは激しくなりますが)

田舎在住の筆者が、仕事の現実について書きたいと思います。

地方で大卒待遇の仕事は公務員と銀行員のみ

地方には大卒待遇の仕事が極端に少ないです。
文系に限れば、ほぼ公務員と銀行員しかないといっていいです。
それらの求人に、地元に住みたい人が殺到するために、
ハードルが高めなのが現状です。
その他団体(●協など)もあるものの、賃金は高いとは言えない。
しかしそれでも人気がある。

公務員は学校歴が重視されない(学校名や過程での区別がない)ので
通信制大学+公務員予備校
が最も安価で効率的です。

これらになれない場合、ほぼ高卒待遇となります。
むしろ、工業高校卒の中堅企業以上の工場勤務や、トラック運転手などのほうが稼げるといっていいです。

産業があったとしても文系大卒の需要は少ない

文系では営業が多い」ということを以前書きました。
文系に任される仕事はある程度人が多い場所でないと成り立ちにくい。
最低でも県庁所在地。

仮に産業があったとしても、そこで働くのは理系卒と高卒。
営業は東京などの大都市で人を雇って都市に売り込んだほうが効率がいい。
だから、地方創業の企業でも東京に本社を移すケースも多いです。

地方の工場の構図
工場作業員=高卒
事務員=高卒か短大・専門卒などの女性
技術者=理系卒
営業=都市部での勤務

求人を見る限り、おそらくこういった感じでしょう。
なので、田舎では文系大卒を求める求人は極端に少ないです。
(少なくとも筆者の住んでいる地域では。産業も特にないのが現状だし…)

田舎でも需要があるのは理系・医療系

そんな田舎でも、理系であればある程度の需要はある場合があります。
田舎で生きたいのであれば理系のほうが良いと思います。

もちろん、学科によって需要の差はあります。
自分の田舎ではどういった技術者を求められているか、
事前に調べておく必要はあると思います。
例えばインフラ系は田舎でも必要ですね。
何らかの産業があれば、そこの工場で技術者として働く道もあります。

また、医療系は全国どこでも求められています。
地方に来たがる人が少ないので、地方のほうが高額な待遇である場合も。

20代ならまだ都市部でやり直せる。でも30代になると…

田舎の大卒就職(銀行・公務員)に失敗した人の多くは、
高卒相当の待遇で働くことになります。
その段階で無理だと気が付いて田舎を脱出すれば、
まだ大卒職への転職のチャンスはあります。
20代対象や第二新卒での採用を中心としている転職会社も多いです。

でも、30代になると転職先も大卒職のキャリアを求めてくる。
このままではやばいと気が付いても、方向転換をすることが難しくなります。

地元を離れることができない人の大学進学は要注意

どうしても地元を離れることができない方はいると思います。
その場合、
高卒、理系大学、医療系大学・専門学校、通信制大学→公務員
のいずれかの進路をお勧めします。
通学の文系大学に行くなら銀行員か公務員を全力で目指しましょう。
それ以外だと、少なくとも所得的には大学へ行く意味がない
といってよいです。

文系大学へ行って元を取れる可能性は低いです。
農家の長男が奨学金破綻したケース がよい例です。
彼はまずまず優秀だったけど、
田舎には文系大卒を高額で雇ってくれるような需要がなかった。

もちろん、東京相手にフリーランスとして商売をする道もありますが、
難易度やリスクがかなり高いです。

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