今回は、この春から仮面浪人をされるという方に、
単位の取り方や注意点について解説していきます。
結論から言えば単位はできる限り前期に固めるのがよいと思います。
4月を逃してしまえばあとは変更不可なので気をつけましょう。
※この記事では一般の文系大学での仮面浪人を前提としています。
理系や特殊な学部(留学必須等)には対応していないのでご注意ください。
理系等での仮面は成功者はいるものの、ハードルがかなり高いです。
大学の科目について
入学した後、履修登録を提出します。
これは、後での変更ができないので注意が必要です。
開講時間が決まっており、かぶらないように前期、後期の時間割を組んでいく作業になります。
文系大学の場合、
- 必修科目
- 選択必修科目
- 選択科目
の3種類が主に存在します。
※大学によって違いがあるので、こうではないという大学があったらすみません。
必修科目
「大学側に時間が決められており、学生にそれを変える裁量はない」
科目です。
仮面浪人などでその年に取る気がなくても、履修しなければならないことがあるのがネック。
年間の単位取得数制限を埋められてしまう…
選択必修科目
簡単に言うと
などの制限がある科目です。
選べる科目の数や取らなければいけない単位数はモノによって違います。
多くの科目がそれに該当するでしょう。
とる学年などにある程度の自由度があることが多いです。
選択科目
学部に用意された科目の中なら、何をとってもいい枠。
仮面浪人は履修を極力前期に固めるべし
仮面浪人の場合、履修科目をできる限り前期に固めることを強くお勧めします。
最大の理由は、大学の後期試験と入試がバッティングしてしまうから。
一番追い込みたい時期に大学の後期試験があるのは面倒くさい。
大学側が履修を強制してくる必修科目以外は前期で単位を取ることをおすすめします。
32単位くらいとっておけば、編入生と同じ土俵に立てる
4年で卒業したい仮面浪人生が最低限これだけ確保しておきたい単位数は
32単位
です。
2年次編入生が編入時に認定される単位数が32単位程度だからです。
要するに32単位とっておけば、編入生と同じ土俵には立てる。
特別な規定がある大学を除き、4年で卒業できる可能性があります。
なので32単位を割らないように気を付けて大学生活を送りましょう。
まとめ
仮面浪人は、
大学生活と受験をどう両立するか
に成否がかかってきます。
単位の取り方は両立のしやすさを大きく左右します。
経験者としては、2つのことをどう両立させるかというスキルが鍛えられたという点で、
良い経験になりました。
予備校で1年勉強するより有意義な生活ができたと思っています。
仮面元で学んだ基本的なPCスキルは今に生きているし。
それがなかったら難しそうなど、
PCを毛嫌いして手を出していなかった可能性すらあると思っています。
(100万円のPC教室だったと思っていますw)
今となっては結構良い思い出ですね。
受験と違う世界にも身を置くことで、受験に良い影響を与えることが個人的にはできました。
そのまま純粋浪人してたら失敗していたかも。