「国公立しか無理」という人の滑り止め戦略【夜間/公立短大/通信制など】

進学

うちは経済的に国公立しか行けないんです。

というご家庭も多いと思います。

今回はそういう方に知っておいたほうが良い情報について取り上げたいと思います。
国公立は基本的に一発勝負かつ、結果が出るのが遅いため、
落ちた時に打てる手がかなり限られてくるのが実情です

ダメだった時に考えても遅いので、
受験をする前にどうするか作戦を練っておく必要があります。

ここでは私立昼間部の併願はなしで考えます。
兄弟の関係上、認めるわけにはいかない家庭もあると思うからです。
たとえば、兄が国立ダメだったとき、
私立を認めてしまえば、下の兄弟にも私立を認めざるを得ない
という問題が出てきたりします。

妥協して私立にしたら奨学金破綻した場合もあるので、
そうすればいいってわけでもないし。

国公立はそれなりに難しい

国公立大学は、人気があってそれなりに難しいです。
センター試験で5教科7科目で6割5分程度は最低でも必要だと思います。

しかも、センター試験の負担が重い場合が多いです。
中には3科目受験できる大学もありますが、例外的です。

人気があり、科目数が多いため、対策にも時間が必要です。
高3から本格的に勉強しだす、だと手遅れな場合も多い。
4月からやって1月にセンターだと、1科目に割ける時間は1か月と少ししかない計算になるからです。
科目の多い国公立を目指すなら高1、遅くとも高2から勉強をしておくことをお勧めします。

チャンスが基本的に2度しかなく、センターでこけたら終わる

国公立大学は
前期、後期、中期(ごく一部の公立のみ)、推薦

の4つの募集があります
各期で1つの大学しか受けることができません。

中期で募集している大学はかなり少なく、
後期も定員が少ないことを考えると基本的に一発勝負に近いといっても差し支えないと思います。
独自日程をとっている公立大学もわずかにあるようですが、当然大人気だと思われます。

また国公立大学の場合、
センターで5割程度以下だとその時点でどの大学も絶望的かと思われます。
国公立大学にしか行けない場合、その段階でその年の大学受験は実質上終了と思って差し支えないかと。

結果が出るのが遅いため、落ちると打てる手が限られる

国公立大学は3月にならないと結果が出ません。
このため、

  • 私立前期は入学金の支払いを締め切っている場合がある(保険にしておきたいなら払わないといけない)
  • その時点でほかの進路を考えても選択肢が著しく少なくなる

という問題点があります。
私立の入学金の場合貧困家庭には結構厳しい(30万ほどの出費)
ほかの進路の選択肢が狭まるという点では、

  • 高卒就職はすでにいいところの募集は終了済み
  • 私立も枠が極端に狭い後期募集しかない
  • 専門学校は枠がある場合もあるが、しめ切っている学校もある

などです。
自宅浪人に突入する覚悟があるなら良いのですが。

国公立しか無理な人が失敗した場合に取れる手

事前準備が必要なものもありますが、比較的現実的なものを上げていきます

公立短大を併願する

公立短大は国公立大学と別日程で試験が行われるため、併願が可能です。
国公立大学よりは難易度が低い場合が多いので併願には最適。
どうしても大学へ行きたいなら努力次第で編入することもできます。

あまり知られていませんが、選択肢としては現実的ではないでしょうか。
入学手続きは前期合格発表までは待ってくれる学校もあります。

私立大学夜間部を併願する

私立の夜間部であれば、国公立大学と同程度の学費で進学することができます。
※ただし、昼間部並みの学費の大学もあります
設置地域が限られているのが難点ですが、
地元にあって行きたい学部であれば併願する価値はあると思います。
ただし、就職面では悪く見る企業があるとの噂もあります(通信よりはまし)。

通信制大学に進学する

通信制大学は一部の学校を除いて国公立不合格後でも出願を受け付けています。
一部の大学を除き全入です。卒業すると学士(=大卒資格)を得ることができます。
卒業までに根性が必要なのと(大学によっても差がある)、大手企業への就職が絶望的になるのが難点。
公務員になるなら支障はないです。公務員は学校歴をあまり問わないので。
教員免許(保育士/幼稚園教諭を含む)の取得も可能。一部資格が取れる場合があります。

Fラン大学の特待生になる

ランクの低い大学の特待生になり、学費無料で通う手もあります。
国立との併願ができる学校は限られてくるかもしれませんが。
センターの時点で絶望的になってしまった場合に狙うのはあり。

(Fラン 特待生 でググるといいかも)

専門学校に進学

国立落ちてからでも、行けるところはあると思います。
基本的には(通信併修コースなどは例外)大卒になれないのが難点。

就職

おすすめはできませんが、自宅浪人できる気力もないという場合は選ばざるを得ないでしょう。
優良企業は秋の時点でもう埋まっているため、
はずれくじが多いと思われます。
それを覚悟するならありです。
高3の時点でどう考えても国立が無理な成績の場合、
素直に就職路線に乗るのもありです。
その場合は求人が来る学校であれば、多少選択肢が増えます。
無理して進学するよりはリスクが少ないです。
副業禁止でなければ、副業で稼いで大卒並みの収益を得る道もあると考えます。

翌年の公務員試験を受験

高卒枠の公務員試験は2浪まで受験が可能なのでそこを目指す。
失敗した際のリスクがそれなりにあるのが難点。

自宅浪人

経済上の問題があると当然予備校には通えないので
自宅浪人を選択せざるを得なくなります。
どうしても大学行きたい!という覚悟が必要です。

まとめ

上記の中でおすすめなのは、公立短大または夜間部ですが
各々の事情によって最適なものは変わってくると思います

国公立しかダメな人は、それなりに作戦を考えておかなければ容易に詰みます。
事前に様々なケースを経済状況が許す限り考察しておくことをおすすめします。

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