文系大卒で2割程度しか大企業や高収入職につけない現実ー中小企業に入るために借金して大学行く?

進学

あなたは何のために大学に進学しますか?
「高収入な仕事に就くため」という方も多いと思います。
今回は、そんな方に向けて大卒就職の現状について伝えたいと思います。

文系大卒で一般的に高校生のみんなが思い浮かべるような
大手の高収入職に就けるのは2割程度だと思われます。
別の高収入職を入れて、甘く見ても3割はいない。

大企業の大卒職に就きたいから大学に行きたい!
これは有名大学でもない限り、かなわない可能性のほうが高いです。
不人気職ならまだいけますが、不人気には不人気の理由が当然あって…

※この記事では文系就職を前提に解説します

大企業の募集枠は10万人強

以下の記事によると、大企業に入れるのは大学入学者の20%程度で、狭き門となっています。

大手企業(従業員1000人以上の企業)の新卒採用枠は約10万人といわれています。

【プロが指南 就活の極意】難関大学の倍率は10~20倍。難関企業の倍率は…

別資料によると14万人程度ですかね。

ただし、以下の理由により、この数以上の厳しさがあると思いますが。
これに加え、
一部の大企業の関連会社(従業員1000人未満)、公務員、人数の割に稼いでる会社(当然採用数は少ない)
などがよい就職先かもしれませんね。
それを含めても2‐3割程度でしょうか。

理系のほうが需要がある

大手製造業などでは、理系(特定専攻。電気電子など)のほうが需要があります。
よって、文系の場合はさらに倍率が高くなると思われます。

従業員1000人以上の企業の中には不人気産業も含まれる

従業員1000人以上の中には、不人気産業である接客業(飲食など)が多く含まれると思います。
「従業員」という言葉の定義が曲者で、
日雇い・短期労働、試用期間中、派遣社員(派遣元の従業員扱い)、役員
以外はほぼ含まれるため、
直接雇用のアルバイト・パートも従業員数に含まれます。
接客業の場合、フランチャイズ形式でなければ、チェーン展開してたら超えやすい数だと思います。
不人気産業は離職率が高いので、募集人数が増えます。

大手は当然高学歴ばっかりになる

これだけ枠が少ないのだから当然、
大手は高学歴ばかり
になりますね。学歴フィルターがなくても。
大体マーチ以上+それ以下の特技枠で採用しとけば
(企業側にとって)人が選べる程度の選択肢は十分にある。
あえてその下に目を向ける必要などない人気ぶりなのです。
高学歴の人でも大企業に入るのは決して簡単ではありません。

日東駒専でもかなり難しい。それ未満に関して言えば、「レアケース」だと思ったほうがいいです。大半が特技枠(体育会系など)でしょう。

大手に入れるのは一握りの学生

大企業と中小企業の採用格差 という就職サイトの記事では
景気に関係なく大企業は狭き門であることを解説し、

大企業への就職はかなり厳しく多くの学生が中小企業に就職するという現実を予め直視すること

が重要と書かれています。
(同記事の表を見ると300-999人の企業が最も景気の影響を受けやすいものと思われます)

ただ、筆者は特に難関大学以外へ奨学金で進学する方は、
高校時代から直視することが重要だと考えています。

あなたは中小企業に入るために
借金して大学へ行きますか?

ということです。
別に中小企業が悪いと言っているわけではないけど、
賃金水準等が落ちる現実はあります。
それを理解して行くのならまだいいけど、
大卒なら大企業行けるっしょ♪
みたいな甘い認識をするのはやめたほうがいい。

難関大学でコミュニケーションに問題がないのであれば、
大手などの良い職業に就けることに賭けるのは悪くない選択肢だと思います。

しかし、低レベル大学でそれに賭けるのは無謀すぎる。
いい企業に就職できないことがほとんどなのに、借金だけは追いかけてくるのだから。

実は学歴よりも企業規模のほうが、賃金にとっては重要です。
高卒で大企業に入ったほうが、大卒で小企業に入るより高い賃金がもらえます。
このサイトでは高卒で大企業に行けるのであれば、
(よほどの厳しい肉体労働でない限りは)、基本的には大企業へ行ってしまったほうが有利だと考えます。

こういった現実を見てしまうと、
大卒=安定した職に就ける
が「半分」幻想であるとわかりますね。
勝者もそれなりにいるけど、敗者もたくさんいるのが、
文系大学進学の現状です。

同じ大卒でも格差が激しいともいえます。

もちろん、大企業にもデメリットはあります。
大企業でメンタル的に追い詰められたとき、なかなかやめづらいのも
同じ待遇をもらえる所に転職して就くハードルの高さも一因だと思います。
転勤も多いです。
大企業を手放しで推薦するわけではありませんが、
入れる人が少ないということは知っておきましょう。

「大手でここに入りたい!」を実現できる可能性はかなり低い

ましてや、
大手の●●社に入りたい!!
という希望はほとんどの人がかなわないと思ったほうが良い。

学生からあこがれを持たれる大手企業は、
大手の中でも超人気企業。
※例外はある。たとえば薄給、超ブラックなどハイスペックが興味を持たない場合も。
熾烈な競争になる可能性が極めて高い。
東大京大早慶の超ハイスペック有能人材が大量に応募してきます。

その中で勝てるようなスペックがあるのかというところが大事で。
ある意味オーディションよりも狭き門かもしれない。

「御社のファンです♡」とか言っている人材は容赦なく落とされるでしょうね。

この手のタイプの人は、希望業界にとらわれすぎて
就職活動のタイミングを逃しすぎないように注意。

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