子供が望んでいない大学進学を親の意思だけでさせるのは危険【中退/ニート】

進学

今回は

「子供が望んでいない大学進学を親の意思だけでさせようとするのはリスクがある」

というお話をしたいと思います。

結論としては、
一度社会に出してみるのもありだと思います。
そこで本人が得るものもあるでしょう。

今回の記事で取り上げる例

本人にやる気や、大学入学する意思がない
学力も足りないから、Fランク大学に親が無理やり手続きして行かせようとしている

無理やり進学させた人の退学率は高いです。
これは高校進学でも言える話。
(ただ、高校段階で就職という選択はかなり勇気がいるのは事実です。
この記事のラストに書きました。)

特に奨学金を借りる場合は「酷」とさえいえる。

この記事は「高校球児が本人の意に反した大学進学をした結果、退学する」
という事例について取り上げられています。
これは、スポーツ推薦に限らず言えることだと筆者は考えます。
何も考えずに流されて、結局何をしに大学に行っているんだ、となる。

高校球児のスポーツ推薦に潜む危険。自分の進路を決められない選手たち。(安倍昌彦)
もし、こんなことがあったら、どうしますか?そう問われて、思わずうーんと唸ってしまった。難しい質問を投げてきたのは、現職の中学軟式野球部の先生。問われたのは、その中学の卒業生で現在高校3年になる球児の「進路」について。相談を受けて困ってしまった

この記事の最初に書かれているケースはむしろ、
「本当はやりたいことがあるのに周りの意思で別の学部にいかされる」
に近いものがあるけども…

勉強しなくても大学に行ける時代だからこそ、意思がない人が生まれる。

今の世の中、まったく勉強しなくても大学に押し込んでしまうことだけは簡単にできます。
そのため、本人にやる気がなく、全く大学進学する意思がないにもかかわらず、
親が手続して大学に入れてしまうようなことすらある。

本人も無関心だから、流されて大学に行くものの、やりたいことは特にない。

親の立場からすれば、

  • 大学だけは行ってもらいたい
  • 大学に行けば高収入な仕事をできるかもしれない
  • 問題点の先延ばし

などが理由だと思います。
しかし、そういったやり方はひずみを生む可能性が高いでしょう。
中退や仮に卒業できても、ニート化などなど。

意思のない大学進学者には中退者も多い

こういったケースの場合、高校球児の話と同様、やめてしまう人が多い。
やる気がないのだから当然そうなります。
登校しなくても、学校から通学しろと言われないのが大学。
結局、そのままダラダラしてしまう。
(これは難関大学生ですらいます。ましてや流されて行っただけの人がそうなりやすいのは必然)

本人的目線でいえば、親が勝手に決めただけで、
学校に行く意味を持ち合わせてないからそりゃそうなるでしょう。

中退者は就職戦線で「枠外」の扱いになります。
高卒、大卒が新卒枠で就職する中、職務経験がないのに既卒採用に応募せざるを得ない。
経験がある人たちと同じ枠に応募しなければならないので選択肢的にも限られてくるといえます。
(採用されても人手不足でだれでもよかった系のハードな企業も多い)
それならまだ純粋な高卒のほうがマシです。

また、大卒就職以上に「やり方」がわかりにくい。
決まった時期に「就活」をするというのもない。
規定の路線(高卒/大卒などの新卒)から脱線してしまうというのはそういうことです。
そのため、正規就職をせずにフラフラする大学中退者も多い。

就職も不利

大卒就職の場合、基本的には自分で動いて就職活動をしていくことになります。
逆に言えば、動かない人はそのまま放置されます。
(この動画 の学生のようになります)

主体的ではない人、腰の重い人はいいところに就職できません。
最後に残されたブラック企業に入らざるを得ないか、ニートやフリーターになるか。

高校の段階ですらはっきり進路を決められず人任せにするのに、
就職になったら主体的に活動できるわけがないでしょう。

また、大卒職は意外とハードで、仮に就職できても続かないということもよくあります。

行きたくもなかったのに借金だけは返さないといけない

親が自費でお金を出したならともかく、奨学金を借りた場合、

本人が返済しないといけなくなります。

本人がやりたくて借りたお金ではないのに、返すのはついて回る。
残酷な話だと思います。

一度社会に出る選択肢もあり。

そういったタイプの人は社会に一度出してみるのも十分アリです。
個人的にはそれをおすすめします。
そこで大学に進学したいと気持ちが変わったら、再受験すればよい。
2浪までなら新卒扱いされます。普通にいい大学に行くために浪人する人もいるし。
現役で行かず、就職してから言ってもいいことこそ、大学のメリットといえます。

社会を経験してみないことには、わからないことがあると思います。
ストレートで行くだけが人生ではない。
社会人経験があるからこその就職の戦い方もできなくはないので、無駄ではないでしょう。

まとめ

大前提として、本人の意思は確認すべきだと思います。
そこで進学を希望しないのであれば、無理に進学させるのは避けたほうがいい。
やりたくない人が惰性で生活を送ってどうにかなるほど甘くはないです。

すべての大卒がいい待遇の仕事に就けるわけではないので、
本人の意思がないのであれば、それが運命だと思って高卒就職させる選択肢が良いと思います。

仮に中退した場合「高卒以下」の扱いを受けることもあります。
学校が続かなかったから、職場でも続かないだろうとみなされて不利になる。
筆者も中退歴ついてるからそうみられるのは事実だということを知っています。
意思もないのに、金を出して結局それではもったいないです。

高校進学の場合

高校の場合も、勉強が嫌いで高校進学を希望しないなら一度働かせてみる、というのは有効です。
やめていく人には大学と同様、本人に意思がなく周りが惰性で進学させた人が多いようです。
社会に出てから、勉強したいという気持ちになる人もいる。その時には入学を検討すればいい。
ただし、大学の場合よりリスクが大きいのは事実です。勇気がいる選択肢ではある。

  • 大学なら浪人が普通にいますが、全日制高校はそうではない
  • 中卒の条件がかなり悪い

の2点が痛すぎる。
浪人生が現役生と同じ土俵に並べないのが大学との最大の違いなので。
(学校によっては拒否される場合がある)

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