【注意】親の理解がない富裕層の子供は大学進学しにくい【奨学金の所得制限】

進学

金がなくて大学進学できないのは、

貧困層の子供

というイメージがあると思います。それは事実です。

だがしかし高所得者にも弱点があります。

奨学金の所得規制に引っかかって借りることができない

ということです。

その結果、子供にとっては

  • 親が借金持ちのブラックリスト者
  • 親が大学進学に反対している

などの場合、低所得者よりも大学進学ハードルが上がることを意味します。

あまり語られないので注意が必要です。(高所得者かつそういった状況にある人の絶対数が少ないため)
高所得毒親の子供はこれであきらめざるを得ないケースもあると思います。

特に古い考え方の高所得な親御さんを持つ女性は
この記事に書いている内容を覚悟しておいたほうがいいと思います。
特に、田舎住みで、母親が高卒の専業主婦だったりすると
そっちに導こうとする圧が働くと思うので。

高所得者は奨学金を借りられない

基本的に高額所得者の子供は奨学金を借りることができません

(第二種奨学金の基準ー日本学生支援機構)

これが何を意味するか、記載します。

いずれも、大学に進学するためには

  • 自力で大学費用を稼いで進学する
  • 条件のいい特待生になる ※所得を問わず、成績のみでなれるもの

の二択です。

親の意に反した大学進学ができない

奨学金が借りられないとなると、親からの仕送りで進学しなくてはいけません。
教育ローンにしても、親から申し込まないと不可能です。
すなわち、「親の意に反する大学に進学することができない」ことを意味します。

例えば

  1. 高卒で自営業の跡を継いでもらいたい
  2. 子供は高卒で十分と考えている(特に地方の女子が多い)
  3. 親が行かせたくない学校や学部への進学を希望する

など。

ネット上では
「虐待や親の反対などの事情で親の協力がなく、
奨学金も制限等で借りられない大学進学」
の事例が2件ほどありました(いずれも国立大学)
事情を考慮されて大学の寮に入れてもらい、
クラウドファウンディング?やバイト等で授業料を賄ったそうです。
ただ、国立で寮があった上に、運がよかった案件ではあると思います。

借金滞納(ブラックリスト)の場合教育ローンも使えない

特に自営業系の高所得者の場合、借金滞納歴などがあるケースもあるでしょう。
サラリーマンでも年収が高いのに金遣いが荒かったり、株でこけたような場合。

この場合、ブラックリスト(5-10年程度)になるため教育ローンも使えません。

※国の教育ローンは所得制限でNG

借金滞納している時点で親が学費を出すのが厳しいと思われます。

高所得者の子供は大学進学の金に困っていても救済されにくい

低所得者の子供は、金に困っていたら救済されることがあります。
例えば国立大学では一定以下の低所得者の学費減免の制度も。
枠が狭いけれど、学費を支払うことが困難な家計の人への給付奨学金もあります。
もちろん、制度として十分とはいいがたいこともあるけれど。

ただ、高所得者で大学進学の金に困っている人は救済されにくい。
そもそも、制度として存在自体を想定されていない。

このようなケースではあきらめて就職や跡を継ぐ生徒もいるんだろうなと思う。

虐待にしてもそうで、どうしても目立つ被害を受けている子供に行きがち。
生かさず殺さず的なことをやってる高所得な虐待親には注目されにくい。
(頭がいいため、わかりやすいやり方をしないことが多い)

実は年収1000万円台では低所得者が想像するような裕福な生活はできない

年収が高くなると取られる税金、社会保険料の額がかなり高い。
4割以上持っていかれる。なのに、大学の学費は自弁しなければならない。
生活コストが高い東京に住んでいて、
子供が二人大学進学するとなるといくら年収1千万円程度でもそれなりに厳しい。
理系に行くならなおさらですね。

父親が生活を切り詰めるといった状況になっている場合もあるそう。

年収が高い(900万円台のことが多かった)のに貯金がたまらない家庭に
家計アドバイザーが訪問する昼のワイドショーが
昔ありましたが、珍しい話ではないのでしょうね。

所得が高くても大学の学費はそれなりに家計に打撃になるので、
必要性を感じていなければ嫌がる人がいるのはわかります。

経費率が低い自営業者(株など)は奨学金対象外になりやすい

特に

  • 稼いでいるけど経費率が低い(株など)自営業者
  • 経費がほとんどかからない在宅ビジネス(プログラミング、翻訳など)

の子供の場合は注意が必要です。
年収3桁万円でも対象外になるケースがあります。

経費で落とせることを前提に奨学金の年収上限設定は
自営業者(個人事業主)のほうが低く設定されています。

普通の店を構えて、車をもって営業してビジネスをします、
という形態の場合は経費で落とせる部分が多い。
額面年収よりもリッチな暮らしをしている人がかなりいることを問題視してこういう扱いになっているのでしょう。
でも、株は経費率が低い。せいぜいパソコン代、家賃と電気代の半額程度。
車を出さなくてもビジネスができるので経費で車が認められる可能性は低い。

あとはめったにいないけど、プロ野球選手とか。
自由度はほとんどないのに自営業扱いなので経費で落とせる部分が限られる
年収800万円のプロ野球選手でもアウト。

なので、それほど裕福な暮らしをしていなくても奨学金対象外になりやすい。

親が法人化している場合は扱いが異なるかも

法人化すれば「非給与所得」扱いにならないという説も(所得税法上は給与所得扱いになる)
詳しくは専門の方に聞いてください。
調べてもピントの外れた検索結果が大半だったので。それだけ当てはまるケースが少ないということでしょう。

もしそうなら、自営業者だけに無駄に厳しい気はするけどね。
家族経営企業なら「役員報酬」を自由に設定可能なので、規定以下にすることなんて自営業以上に容易だし。

進学するには国立大学か特待生がおすすめ

こういった事情を抱えた方が大学に進学するためには、
奨学金や借金以外の手段に頼るしかなくなります。

条件のいい特待生になることも一つの手段です。
もちろん、本来の学力で行ける大学よりもランクを落とさざるを得ませんが。
(偏差値で10以上は落ちるのは覚悟のうえで)

もう一つは、金を稼いで国立大学へ進学する。

どうしても現役なら高校を辞めるしかないかも(高3だときつい)。
アルバイトで80万くらい貯めて国立を専願する。
フルタイムバイトしながら国立に入れるかは別だろうけど。

学費が安い国立夜間狙いもあり。特に時間がない理系は夜間を狙うしかないといえます。

受験期含め2年はかかるでしょうが、働いてお金を稼いで国立大学に進学する。
家庭との仲が悪いなら寮付きの期間工でもいいでしょう。寮費無料案件もあります。

まとめ

高所得毒親、借金滞納親を持つ場合、大学進学へのハードルが上がります。
特に前者と女性は相性が悪い。
(古いタイプがそれなりにいると思われるため。息子は普通に進学していることもよくある。)

高所得かつそういった条件に置かれている人の数自体が少ないので
それほど情報も多くない。
なので、こういった状況に置かれていることに気が付きにくいでしょう。

相当な覚悟とガッツがある場合、こうした状況でも大学に行った人がいます。
でも、あきらめざるを得なかった人もいるでしょう。

そこそこ裕福で親に理解がないと思われる場合、
この記事で書いた条件に当てはまっているかどうかを調べておくことをお勧めします。
該当した場合は身の振り方を考える必要がありますね。
自力で稼ぐか、あきらめるかです。

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